もはや現代病!ストレートネックとは?

早稲田・神楽坂・江戸川橋 ピラティス パーソナル トレーニングスタジオ『LEAP』代表の髙橋です。
今回も見に来て下さり、ありがとうございます!

今回は多くの方が抱える悩みとなっている、ストレートネックについて書きたいと思います。

最近はメディアなどでも「ストレートネック」について、特集が組まれたり目や耳にする機会も増えてきましたが、スマートフォンが普及後は加速的に「ストレートネック」の症状に悩まされる人が増加しています。

LEAPのお客様でも多くの方が同様にストレートネックによる不調を抱えていらっしゃいます。

では実際にストレートネックとはどのような状態のことでしょう?

ストレートネックとは?

人間の頭部の重さは平均的に体重の約7%です。
例えば、体重50Kgの人の場合は頭部が3〜5Kgほどとなります。
分かりやすく例えると、ボーリングの球でも重い方の重さ位あります。

スマートフォンやパソコン作業はどうしても頭部を偏り前に突き出す姿勢となります。
この姿勢を続けるとボーリングの球のような頭の重みを支えようと首周辺には相当な負荷が掛かります。

専門的な研究では、頭部が約2.5cm前に突き出ると約2倍の、約7.5cmだと約3倍の負荷が増加するとなっています。
その負荷が長く続くことにより、本来なだらかにカーブしている首の骨(頚椎)が真っ直ぐな状態となることを、ストレートネックと言い、首はもちろんのこと、首の周辺である頭部や肩周りの不調に繋がり、姿勢が悪くなることにより全身の不調にも繋がることになります!

ストレートネックになる原因はスマートフォンやパソコン作業だけではありませんが、特に大きな原因となっているのはスマートフォンのために、「スマホ首」とも言われたりします。

また、猫背や反り腰の姿勢の方、ピアノの演奏などの特殊な姿勢(前屈みの姿勢)を続ける方もストレートネックになり易いと言われています。

頚椎の正常な状態とストレートネック

頚椎のカーブが失われることで、
・首の痛み
・肩こり
・頭痛
・めまい
など様々な身体の不調
が現れることとなります。
原因不明な不調でストレートネックが起因となっていることも少なくありません。

実は日本人の約80%以上がストレートネック予備軍と言われているのです!


今回は、ストレートネックとは?をテーマに書いてきました。

現代で生活している以上、スマートフォンやパソコンは必要不可欠なツールとなっています。
ストレートネックになるリスクを全て回避することは不可能なのかもしれません。
ただ、ストレートネックになってしまっても、改善するために出来ることは沢山あります!

次回は「ストレートネックを改善するには?」を書きたいと思います。

また見に来て下さると嬉しいです!