ストレートネックを改善するには?Vol.1

早稲田・神楽坂・江戸川橋 ピラティスパーソナルトレーニングスタジオ『LEAP』代表の髙橋です。
今回も見に来て下さり、ありがとうございます!

前回「ストレートネックとは?」では、ストレートネックになる原因やどのような状態がストレートネックというのか?を書きました。
今回から2回に渡って、ストレートネックが起因となる不調や改善するためにできるトレーニングなどを書いていきたいと思います。
今回はストレートネックで起こる不調や痛みについて専門的なことも書いてみたいと思います!

ストレートネックで起こる不調や痛みについて

ストレートネックは簡単に言うと頚椎のカーブが失われて真っ直ぐな状態となることです。
(どのような状態かは前回のブログをご覧下さい!)https://studio-leap-pilates.com/2022/05/27/straightneck/

頭部を前方に突き出す姿勢を取り続けることで、重い頭を支えようと首周辺には相当な負荷が掛かることもご紹介しました。

この負担が続くことで発生する連鎖的な痛みのことを「疼痛(とうつう)スパズムサイクル」と専門的には言います。

要は痛みの連鎖(サイクル)ということなのですが。。。

①不良姿勢:姿勢が悪い状態を続けると、
➡️②筋活動増加:首や肩など周辺の筋肉が緊張し、➡️③筋虚血:緊張した筋肉の血流が滞り、
➡️④代謝物質の蓄積:疲労物質や痛み物質が蓄積、➡️⑤反射性筋収縮:筋肉が凝り痛くなる。
➡️①に戻る。

と、このような負の連鎖(サイクル)が延々続くこととなります。このサイクルはストレートネックだけが当てはまる訳ではなく、不良姿勢(姿勢が悪い状態)が続くことで引き起こされる痛みの連鎖(サイクル)全般を指します。

なので、1番の解決としては①の不良姿勢の原因を取り除くことです。

ただ、現代でスマートフォンやパソコンなどを全て取り除くことは困難です。僕自身も手放すことはできません。。。
また、長年で身についてしまった姿勢についても簡単に戻すことが難しいことは、
・7回目「ピラティスで「手に入れたい」正しい姿勢とは?」https://studio-leap-pilates.com/2022/04/01/pilates-2/
・8回目「ピラティス+αで「手に入れる!」理想的な姿勢」https://studio-leap-pilates.com/2022/04/09/pilates-3/
のブログでも書いてきた通りです。


ストレートネックから生じる不調は改善することは不可能なのか?というと、そんなことはありません。

外科的手術が必要なまでに重症化していなければ、完全に治すことは難しくても、トレーニングで症状を緩和・軽減することは可能です。

今回は痛みや不調が生じるサイクルについて書いてみました。
次回は「ストレートネックを改善するには?Vol.2」で症状を緩和・軽減するトレーニングについて書きたいと思います。

また見に来て下さると嬉しいです!