食べる量は少ないのに・・・?

早稲田・神楽坂・江戸川橋 ピラティスパーソナルトレーニングスタジオ『LEAP』代表の髙橋です。今回も見に来て下さり、ありがとうございます!

LEAPでは食べることでも書きましたが、食生活に対する積極的な食事制限や指導はしていません。
ですが、お客様のご要望や食生活の悩み、ご相談によってはアドバイスをさせていただいています。

特に体重や体脂肪率を落としたいと考えている方は、食に対して意識されている方が多くいらっしゃいます。

当然ですが、食べる量を減らせば体重は落とすことができます。ただし、それは一時的なもので健康的ではない間違えた方法です。
そして、食べる量を極端に減らしたり、不足する状態が続いてしまうと、徐々ではありますが身体に大きな影響が出てしまいます。

そんなに食べる量は多くないのに体重や体脂肪が減らない!
食べる量も少なくて身体もたくさん動かしているのに。。。

とと悩む方もいるのではないでしょうか?

今回は食べる量が少ないのに・・・をテーマに書いてみたいと思います。

人の防衛本能「ホメオスタシス」

人間は生まれながらに防衛本能があります。特に「ホメオスタシス」という機能は身体の状態を一定に保つために非常に重要な機能の一つです。日本名で「恒常性」と言います。

このホメオスタシス(恒常性)とは、身体に影響する環境が変わっても、身体の内部環境を一定に保つ機能のことです。

外気温が40℃でも10℃でも、体温が平熱を保っていられるのはこの「ホメオスタシス(恒常性)」のお陰です。
もし、ホメオスタシス機能が無ければ外的要因に体調が左右されてしまうことになります。

体内環境を外的要因に左右されずに一定に保つことで、健やかに毎日を過ごすことができています。

このホメオスタシス(恒常性)は食べる量に関係するのでしょうか?

食べる量が少ないのに?

食べる量が少ない 運動量が多い = 体重や体脂肪は減る

というのは、当たり前のことですよね。
ですが、これは一時的で、食べる量・栄養素が少ない食生活を続けていると、体重や体脂肪が落ちなくなってきます。

なぜでしょう?

体重や体脂肪の増加を気にして、食べる量を減らすことはある程度、必要なことかと思います。ですが、食べる量ばかりを気にして必要な栄養素まで極端に減らしてしまう方がいます。

あまり食べてないし運動もして動いているのに、体重や体脂肪が減らないと感じている方は、前に書いた通り身体のホメオスタシス機能が働いて、省エネ体質になっていると考えられます。

この省エネ体質は、
食べる量を少ない状態が続くと、身体が必要なエネルギーが入ってこない!と危機を感じ、なるべくエネルギーを使わないように体質を変えて対応しようとすることで起こります。

人間は何も活動せずに過ごしても最低限必要なエネルギー量があります。一日中寝て過ごしてもエネルギーは消費します。

日常生活や仕事、運動などの活動が増えれば必要なエネルギー量も増えることになります。
ですが、必要なエネルギー量が不足している状態が続くと身体がホメオスタシスの働きで省エネ体質となってしまうのです。

ですから、食べる量をむやみに減らすことは、かえって体重や体脂肪の減少の妨げになると言えます。

一度、省エネ体質になってしまうと戻すまでに時間がかかります。
個々に食べる量は異なりますが、食べる量は少ないのに体重も体脂肪もかえって増えたかも?など感じる方は、食べる量や質を考え直していただきたいと思います。


今回は「食べる量は少ないのに・・・?」と食事制限することで起こる身体の機能について書いてみました。

LEAPでは「一生涯を共にするパートナーとしてのトレーニング」を一番大切にしてます。極端な食事制限での一時的な体重や体脂肪の減少ではなく、食べる量や栄養素、バランスも意識しつつ、トレーニングをくわえて健やかな身体作りをしていきませんか?


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