運動不足によって起こること。。。
早稲田・神楽坂・江戸川橋 ピラティスパーソナルトレーニングスタジオ『LEAP』代表の髙橋です。
今回も見に来て下さり、ありがとうございます!
今回は、お客様からのお悩みやご要望から、「運動不足」について書きたいと思います。
運動不足によって引き起こされる様々な不調について
では、運動不足によって引き起こされるのはどんなことでしょうか。
【生活習慣病】
慢性的な運動不足は血行を悪化させるため、身体は老廃物を溜め込みがちになります。
その結果、疲労やストレスを感じやすい状態が続きやすくなり、生活習慣病(心筋梗塞・脳梗塞などの冠動脈疾患、糖尿病、肥満など)のリスクも高めてしまいます。
【精神的な不調】
思いっ切り走った後に、爽快感や達成感などのとても良い気分になった経験がある方も多いのではないでしょうか?
運動不足は身体の免疫機能を低下させるだけでなく、精神面にも悪影響を与えます。自律神経系の働きを阻害されるとホルモンバランスが乱れ、気持ちが不安定になってしまいやすくなります。心の健康に運動は不可欠と言えます。
【仕事などの効率低下】
立ち仕事やデスクワークなどで長時間同じ姿勢のままだと、筋肉が固まって血行が悪化します。その状態だと肩や足腰の痛みやストレスによって集中力が続かず、仕事の効率も悪くなってしまうことになります。
定期的に筋肉を動かして、血行を促進する他ストレス解消の効果もあるので、習慣的な運動をして身体をリフレッシュさせる必要があります。
その他、様々な不調をきたすことが考えられますが、大きく3つの不調を書いてみました。
運動不足による身体機能の低下について
人間の運動機能は脆弱なもので、使わないと衰えてしまいます。柔軟性で言えばストレッチをしないでいると身体はどんどん硬くなっていき、柔軟性は失われていきます。また、運動機能が衰えることにより、心肺機能も衰え、疲労感が大きくなってしまいます。
人間は25歳くらいをピークにして加齢と共に様々な身体機能が低下します。特に運動不足の人は、運動している人に比べて、早いスピードで衰えていくと言われています。
2007年に『日本整形外科学会』が提唱した言葉に、ロコモティブシンドローム(Locomotive Syndrome)という症状名があります。
これは、運動器の障害により要介護または要介護リスクが高い状態のことを言います。
ロコモティブは神経や筋肉、骨などの運動に関わる器官である運動器のことを意味しています。
- 階段を上がるのに手すりが必要
- 15分くらい続けて歩けない
- 片足立ちで靴下が履けない
- 横断歩道を青信号で渡りきれない
- 家の中でつまずいたり滑ったりする
このような状態もロコモティブシンドロームの兆候として捉えることができると言われています。
この症状を「もう歳だから」などと加齢のせいにするのは簡単ですが、身体の機能は使っていれば衰えをくい止めることができます。そのために定期的な運動が不可欠なのです!
いくつになっても健康的な生活を送るためには、適切な栄養摂取・適度な運動・質の高い休息を心がけることが大切です。
運動不足によって起こることはロコモティブシンドロームだけではありませんが、運動器の衰えがいずれ介護が必要になることに繋がることは、健康寿命は短くなるので、運動器が衰えない運動は重要だと言えます。
今回は運動不足によって引き起こされる不調や、長い人生を健康に生きるためには運動器を衰えさせないこと、について書いてみました。まだ若くて元気があると思っていても、誰もが年齢を重ねます。健康寿命を意識しながら、若い時から運動不足を解消し、運動器を衰えさせないよう、日常的に定期的に運動を継続することが大切です。
LEAPのコンセプトである、年齢や経験を輝きに変え、自信を持って健やかに生きていく を実現するために、LEAPではピラティス・マシントレーニング・ボディケアを組み合わせた方法で、運動不足によって引き起こされる不調を改善するメニューを実践しています。
次回も、お客様のお悩みやご要望からピックアップして、書いてみたいと思います。
また次も見に来て下さると嬉しいです!