筋肉を鍛えて、代謝を上げよう!筋肉の話 Vol.1

早稲田・神楽坂・江戸川橋 ピラティスパーソナルトレーニングスタジオ『LEAP』代表の髙橋です。今回も見に来て下さり、ありがとうございます!

今回は、「筋肉」に注目してみたいと思います。
・筋肉を鍛える=マッチョになる?
と誤解されることが多いのですが、運動習慣がない人でも全身に筋肉は存在しています。ただ、運動習慣がない人は筋肉の力(筋力)を使う率が低く、全筋力のわずか20〜30%程度しか使っていません。マッチョな筋肉(筋肥大と言います)になるためには、相当量のトレーニングが必要です。

適切に筋肉を鍛えれば代謝アップに繋がり、結果的に体脂肪が減ることによって減量にも繋がります。無理な食事制限で体重だけを減らすのではなく、きちんと食べて筋肉を鍛え、燃焼(代謝)できる身体作りこそが、大切ではないかと思います。

では、筋肉って?というところから入ってみましょう。

筋肉とは?

主に、私たちが「筋肉を鍛える」に使う「筋肉」は、骨と骨を繋いで動作を生み出す「骨格筋」と呼ばれるものを言います。骨格筋は自分の意志で動かせる「随意筋」です。自分の意志で動かすことが出来るため、トレーニングで鍛えることが可能です。
この骨格筋は身体全体に約400種類以上あると言われていて、体重の約42%を占めていると言われます。

自分の意思で動かせる「随意筋」とは逆に、自分の意思では動かせない筋肉を「不随意筋(ふずいいきん)」と呼びます。
不随意筋は主に内臓筋のことで、心臓などの内臓の筋肉を言います。この筋肉はトレーニングで直接的に鍛えることは出来ません。トレーニングの結果として、内臓筋が強くなることはあります。


では、トレーニングで鍛えることができる「骨格筋」とは?
骨格筋は「筋繊維」という細胞が集まって構成されています。この筋繊維細胞同士をくっ付ける結合組織を筋膜と言い、この筋膜は「筋外膜」が外側を覆い、「筋内膜」が内側を覆っています。この筋外膜と筋内膜の間に血管や神経が通っています。

筋繊維が筋内膜の中で幾つもの束「筋束(きんそく)」となり、この筋束がさらに筋周膜の中で束となって骨格筋全体が形作られています。

筋肉はとても複雑な構造で形成されているのがお分かりいただけると思います。


下の図に「筋肉の分類」と「骨格筋の構造」をまとめてみました。

筋肉を鍛える(成長させる)とは?

では、筋肉を鍛える(成長させる)とは。どういうことでしょうか?

最初に筋肉は運動習慣がない人にも全身に筋肉が存在していますが、筋肉の力「筋力」の使用率が20〜30%と低いと書きました。
この筋力使用率を上げること。それが筋肉を鍛える(成長させる)ということになります。筋力の使用率は筋肉トレーニングによって上げることが可能です。

鍛えられる筋肉である「骨格筋」は筋繊維が集まってできています。使用率60%以上の力が必要なトレーニングを繰り返すことで、筋繊維の動員率「筋動員率」が増えて80%以上の筋力使用率が可能となります。
筋動員率=筋繊維が動く割合のことで、この割合が大きくなれば大きな力を発揮できるということです。
まだこの時点では筋肥大は起こりません。この80%の使用率を超えた力が必要なトレーニングを繰り返すと、次の段階として徐々に筋繊維の1本づつが太くなる「筋肥大」が起きて、いわゆるマッチョな筋肉となります。

また、筋肉トレーニングの過程で筋肉にダメージがあると、その後の休養時に筋肉に栄養分が補給され、同じトレーニングを行なってもダメージを繰り返さないような強い筋肉に少しづつ変わっていきます。
分かりやすく言い換えると、トレーニングなどで筋肉に負荷が掛かると筋肉の組織が壊れます。人間の身体は壊れた部分を修復しようとする機能があるため、この機能が壊れた筋肉を元に戻そうとします。トレーニングなどの後、24〜48時間程度の休息を取る間に壊れた筋肉を修復して前よりも強くなろうと回復させます。これは超回復という原理で、筋肉を鍛える上では重要です。

筋肉を鍛える(成長させる)は、しっかりとした筋肉トレーニング&休息(超回復の時間)&バランスの取れた食事、で叶えることが出来ます。


今回は 「筋肉を鍛えて、代謝を上げよう!筋肉の話 Vol.1」として書いてみました。

LEAPではお客様のご要望に沿って、お客様が理想とする「筋肉」を鍛えることが可能です!前回のブログにも書きましたが、大型のマルチスミスマシンも設置していますので、筋肉を上手に鍛えて代謝アップし、理想的な身体作りを目指しませんか?お客様一人一人に合わせた完全オーダーメイドのトレーニングプランをご提供します。

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