呼吸はピラティスで整える!
早稲田・神楽坂・江戸川橋 ピラティスパーソナルトレーニングスタジオ『LEAP』代表の髙橋です。今回も見に来て下さり、ありがとうございます!
LEAPは「ピラティス+マシントレーニング+ボディケア」でお客様のご要望にお応えしています。
前回のブログから引き続き「呼吸」がテーマです。今回は実は難しい呼吸を整えるためには「 ピラティス」が最適!なことを書きたいと思います。
自律神経と呼吸
まずは、なぜ呼吸を整えることが必要なのか?です。
生きていく上で必要不可欠で無意識の内に行なっている「呼吸」。
ですが、前回、多くの方が横隔膜がきちんと動くことができず、息を吸うことができても「息と吐く」ことができてないとお伝えしました。
横隔膜付近には「自律神経」が密集していて、横隔膜の動きも自律神経からの命令です。
自律神経の「交感神経」と「副交感神経」がバランス良く機能していないと、呼吸も乱れてしまうということになります。
逆に呼吸のバランスが整っており、息を吸う・息を吐くが正しくできていると、自律神経のバランスが整うと言えます。
自律神経の「交感神経」と「副交感神経」は互いに相反する関係性で、下の図のように全身の状態も自律神経に依るところが大きいのです。心身が健やかに生きていくためには、自律神経を整えることは非常に重要ということが分かります。
ピラティスで呼吸を整える!
次はピラティスがなぜ呼吸を整えるために最適!と言えるのかです。
LEAPでピラティスを行う時には、必ず呼吸も「吸って」「吐いて」と動作に合わせて細かくお教えしています。
特にピラティスを指導するにあたって大切にしているのは、鼻から息を吸い、口から息を吐くという呼吸法です。特に口から息を吐く時には、「ハ〜〜〜」と吐き切ることを意識しています。
なぜかというと、
- 鼻から息を吸うこと。吸気が鼻腔を通ることで浄化され、身体がその吸気を使用する時までに、空気の温度が上昇する。
- 口から息を吐くこと。「ハ〜」と息を吐くことで腹筋の深層部を刺激し、首と口をリラックスさせる事ができる。
という2つの理由からです。
いまいち、ピンとこない方も多いかと思いますが簡単に言えば、
■ 鼻から身体に十分な酸素を取り込み「交感神経」を優位にして活動モードにする。
■ 口から息を吐くときには身体を空っぽにするように吐き切り、「副交感神経」を優位にしてリラックスする。
この2つを意識してピラティスの動きと合わせて行うことで、自律神経が自然と整うことになるのです。
必ず「鼻から息を吸う」「口から息を吐き切る」は交互にセットとなりますので、最初は普段の呼吸と違うことで戸惑うと思いますが、継続することで出来るようになります。
ピラティスの動きに集中しすぎて呼吸を止めてしまう方もいますが、身体の隅々まで酸素が行き渡らなくなり、効果が半減してしまいます。
間違えた!と思わずに呼吸は止めずに行いましょう。
今回はピラティスの呼吸で心身を整えることについて書いてみませした。
ストレスが多く自律神経のバランスを崩しがちな現代社会に生きる私たちにとって、呼吸を整えることで心身を健やかに保つことができることは、誰にでも出来る方法の一つだと思います。
LEAPでは、健やかに生きていける心身作りを、個々の状態に合わせたトレーニングメニューでお応えしています!
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